防衛省は「平成30年7月豪雨に係る自衛隊の災害派遣」についての情報を公開した。
(マスコミは「西日本豪雨」と言っているが、政府は「平成30年7月豪雨」と命名)
活動規模と活動実績(7月15日 13時00分現在)
活動規模
・人員:約33,000名
・艦艇:25隻
・航空機:38機
・LO:最大74箇所に約300名を派遣
※LO(Liaison Officer)…連絡幹部
活動実績
・人命救助、孤立者救助:2,275名
・給水支援:8,298.9トン
・入浴支援:27,365名
・給食支援:約3,890食
・物資輸送:
水:約71,800本
食料:約66,991食
燃料:約125.5キロリットル
・水防活動(土のう):約5,200袋
・道路啓開:約27キロメートル
自衛隊だけでなく、警察や消防、海上保安庁も、人命第一の方針の下に活動している。
本当に頭が下がる。
自衛隊や警察、消防などの活動は公共事業だ。
公共事業とは、政府や地方公共団体が財・サービスを提供する事業のことだ。
皆さんは公共事業についてどんなイメージがあるだろうか?
どのようなものを「無駄な公共事業」と考えているだろうか?
ここから先は、私の主観だ。
間違っているかもしれない。
国益になる公共事業は必要で、国益にならない公共事業は不要と考える。
国益と言えば難しい表現になるが、要するに、日本人が特をするか損をするかだ。
国民の安全を考えるなら、今より予算を増額すべきだ。
道路も必要と考える。
今回の災害では物資は供給できる状態だったが、現地まで輸送するのが難しい状態になっている。これは東日本大震災など他の災害時でも同じだ。道路は少し余っているくらいが丁度いい。
水害や土砂災害防止のための工事も必要だ。
国民の生命や財産を守るための予算はケチってはいけない。
しかも、これらの公共事業は、ほぼすべて内需だ。
使った金はいずれ政府に戻ってくる。
外国人技能実習制度は無駄だと考える。
これは外国人を日本で雇用するための制度だ。
雇用側が過酷な労働をさせたり、実習生が失踪しまったりと問題がでている。
外国人留学生に対する返金不要の奨学金制度も無駄と考える。
外国人より日本の学生に資金援助をすべきだ。
必要な公共事業とは?
日本人が特をするか損をするかで判断すると、今までと結論も変わってくる。