東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗(もり よしろう)会長は8月7日、安倍晋三総理と会談した際、同大会の暑さ対策として、サマータイムを導入することを要請した。
安倍総理は本格的に検討する考えを示した。
参照:Wikipedia
サマータイムとは、1年のうち夏を中心とする時期のみ、標準時を1~2時間ほど進める制度、又は、その進められた時刻のことを言う。
「夏時間」と言う場合もある。
サマータイムは、日本でも以前に実施されたことがある。
初めて実施されたのは、昭和23年(1948年)5月2日の午前0時から9月11日にかけてだ。
残業増加や寝不足を引き起こすなどとして不評だった。
このため、昭和26年(1951年)9月7日で打ち切られた。
ちなみに、当時の人達はサマータイムではなく「サンマータイム」と呼んでいた。
しかも、その理由は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策だと言う。
サマータイムの導入に賛成か?
Twitterでアンケートをとってみた。
2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」の暑さ対策として、夏の間だけ生活時間を1~2時間早める「サマータイム」の導入に賛成ですか?
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) August 28, 2018
の回答を頂いた。
反対は85%だ。
頂いたコメントで、「なるほど~」と思ったものがあるので、いくつか紹介する。
みんなの日本いろいろ発見情報 様
すべての競技を日没から始めて、日の出までやるようにすれば、暑さ対策はすべてOK!草
ホワイトラン 様
え~?ん、生活時間?サマ-タイム反対ですよ、ただ、競技早めにやれば、OK。何の問題無し。ね。
井上レジャ~農園 様
今の時間で2時間早めるのと何が変わるの?
表示の仕方だけでは?
皆さんの言われているとおりだ。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの暑さ対策でサマータイムを導入するなら、競技時間をズラせばいいだけの事だ。
更に、鋭い意見も頂いた。
公安9課総務係 様
アメリカのテレビ局は反対するが東京オリンピック・パラリンピックの開催を気候の適した10月 にずらすに1票
玉之丞 都へ行く 様
1964年同様、10月にやれ。
8月にやるよりずっとリスクが低い。
「公安9課総務係」様や「玉之丞 都へ行く」様の仰るとおりだ。
1964年の東京オリンピックのように、10月に開催することができれば良いのだ。
選手や観客の事を第一に思うなら、秋に開催すべきだ。
オリンピック・パラリンピックが夏に開催されるようになった理由はいくつかある。
最大の理由は、米国のテレビ局の意向だ。
秋になると米国では、NBAなどの人気スポーツが始まる。
米国のテレビ局からの放映権料は、オリンピック・パラリンピックの放映権料の半分近くを占めている。
2020のオリンピック・パラリンピックは、立候補の段階で、開催時期が7月15日~8月31日の間という条件がすでについていた。
スポーツに利権があるのは当たり前だ。
「きれいごと」を言うつもりはない。
ただ、オリンピック・パラリンピックの関係者には、「選手や観客の安全を守る」という義務があるのではないのだろうか?