素人が新聞記事書いてみた

新聞記事を書いているつもりでブログを書いています。

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原発について賛否を言う前に、まずは正しい知識を得よう

もう数年前の話になるが、「原発反対デモ」に参加したことがある。

参加したと言うより、どのような人達がデモに参加し、どのような事をしているのかを見学に行ったというのが正し表現だ。

 

そのデモの参加者たちは一様に「原発怖い」「放射能怖い」「国土を汚すな」などと言っていた。

そして、デモ行進中には、太鼓を叩いたり、歌を歌ったりしていた。

この光景を見た時、自分たちのストレス発散のためにやっているなと感じた。

 

あと、原発を反対している人達は、中華人民共和国原発については、なぜか批判をしない。

日本の原発より安全性が低いのに、不思議なことだ。

【アジアの原子力】2026年には中国が最大の原発大国に - 産経ニュース

 

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原発は安全かと言えば、安全ではない。

それでは、火力発電や水力発電所、風力発電太陽光発電などが安全かと言えば、安全ではない。

 

例えば、1975年8月、中華人民共和国河南省で発生した「板橋(ばんきょう)ダム決壊事故」では、約 26,000 人が洪水により直接溺死、堤防の決壊により数万人が死傷、その後数十万人が食糧問題や感染病により死亡したとされる。

情報元:板橋ダム決壊事故

これが人類史上、最大の発電所事故と言われている。

 

安全は発電方法はない。

そして、将来的にも、そんな発電方法は開発されない。

なぜなら、電気は危険なものだからだ。

この事実を前提に、それぞれの発電方法について、メリットでデメリットを科学的に分析し、どのような比率で発電するのが良いかを冷静に議論する必要がある。

 

 

原発反対デモをしていた人達の大部分は、原発放射線についての正しい知識がない。

 

まず、原発で核爆発は発生しない。

原子力発電所原子爆弾は全く別のものだ。

原発の原料はウランだが、ウランにはウラン235とウラン238がある。

ウラン235は核分裂の連鎖反応を起こす。ウラン爆弾(広島で使用された原爆)の原料でもある。

ウラン238は中性子の捕獲率が高く、ウラン235の核分裂反応を妨げる。

放射線を出すのはウラン235だ。

原子力発電では、ウラン235を3~5%の濃度で使用する。

核爆発を発生させるためには、最低でもウラン235の濃度は80%以上必要だ。

 

原子力発電が怖いと言われているのは、「放射線」を出すからだ。

 

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放射線とは、エックス線やガンマ線アルファ線ベータ線中性子線などの総称である。

「電磁波」と「粒子線」の2種類に大別される。

電磁波とは、可視光線や紫外線と同質のもので、これらより波長が短い。エックス線とガンマ線がそうだ。

粒子線とは、粒子によるビームで、粒子が束状になって進んでいく状態のものをさす。アルファ線ベータ線中性子線などがそうだ。

ちなみに、放射線をだす能力のことを「放射能」、放射線をだす物質を「放射性物質」と言う。

 

確かに、放射線には危険がある。

しかし、特別なものという訳ではない。

私達は毎日、放射線を浴びている。

宇宙や地球からも受けているし、食べ物も放射線を発している。

食べ物には、カリウム40や炭素14などの放射性物質が含まれている。放射線を発している食べ物は、米やパン、牛乳、牛肉、魚、ほうれん草などで、干し昆布が最も多い。

 

放射線を受けることを「被ばく」と言う。

人体への影響を測る単位を「シーベルト(Sv)」と言う。

通常、シーベルトの1,000分の1の「ミリシーベルト(mSv)」を使う。

例、実効線量は○○ミリシーベルト、被ばく△年目の年間線量は○○ミリシーベルト

 

残念ながら、放射線の安全基準はわからないというのが現実だ。

個人によっても異なる。

 

ひとつの基準として、 全身被ばくの場合の被害状況の概算はある。

500ミリシーベルトくらいから白血球が減少し始める。

1,000ミリシーベルト以上の放射線を浴びると、一部の人に悪心、嘔吐、全身倦怠などの二日酔いに似た放射線宿酔という症状が現れる。

3,000ミリシーベルト以上で脱毛や一時的紅斑がみられる。

5,000ミリシーベルト以上被ばくすると、小腸内の幹細胞が死滅し、機能細胞を補給することができなくなる。下痢や細菌感染が発生し、重症の場合は20日以内に死亡する。

 

原発事故が発生した場合、世界的な避難基準は20~100ミリシーベルトである。

福島第一原発事故の避難基準は、20ミリシーベルトだった。

上の動画の7:25あたりからデータとしてでているが、高田純理学博士によると、福島第一原発事故の避難民の実効線量は5ミリシーベルト以下、福島県民の被ばく元年の年間線量は5ミリシーベルト以下だと言う。つまり、避難する必要はなかったと。(すべての人がなかったかについては多少の疑問あり)

 

現在、1人が1年間に自然放射線を受けている量は、世界平均で2.4ミリシーベルト前後と言われている。日本の場合は、これより1~2割程度低い。

 

このように、どの地域でどの位の被ばくをするのか、実際に値を測定して判断する必要がある。

ちなみに、韓国・ソウルの実効線量は、福島の倍以上と言われている。

その理由は、この記事では説明しない。

 

 

原発について賛成や反対を主張する前に、まずは正しい知識をつける必要がある。

そうすれば、自ずと答えはでる。

原発反対をヒステリックに騒いでいるだけでは、社会の害悪でしかない。