新年一般参賀が2日、皇居で行われた。
一般参賀とは、昭和23年(1948年)から年2回行われている皇室行事である。1月2日に「新年一般参賀」、天皇誕生日(平成は12月23日)に「天皇誕生日一般参賀」が行われる。
天皇皇后両陛下、皇太子同妃両殿下をはじめ皇族方は、宮殿・
天皇陛下は集まった人々を前に、ご挨拶をなされた。
陛下
「新年おめでとう。晴れ渡った空のもと、皆さんと共に新年を祝うことを誠にうれしく思います。本年が少しでも多くの人にとり、良い年となるよう願っています。年頭に当たり、わが国と世界の人々の
宮内庁によると、参賀者は15万4800人で平成では最多となった。
「お出まし」は当初5回(午前3回、午後2回)の予定であった。しかし、予想以上に参賀者が多かったため、午後の「お出まし」を30分早め6回目を行った。
宮内庁は6回目で一旦終了の案内を出したが、まだ多くの参賀者がいたため、両陛下のご配慮により、
自分達のことより、まず相手のことを気遣う。
これが皇室が世界一長く続いている王朝である理由ではないのだろうか。
日本人なら、一度は一般参賀に行ってみたいものである。