韓国国防部は24日、海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の艦艇に対して「威嚇飛行」を行った際に撮影したとする画像などを公開した。
当初は映像を公開する予定だったが、抑制した対応をとった。
情報元:대한민국 국방부
韓国国防部によると、
海上自衛隊の哨戒機が平成31年1月23日午後2時3分ごろ、東シナ海・
更に、同月18日と22日にも、同様の「低空威嚇飛行」を行ったという。
公開された画像は5枚あり、平成31年1月23日に、韓国海軍の艦艇から撮られたものである。
韓国国防部は、威嚇飛行の「証拠画像」だと主張した。
韓国国防部が公開した画像①、韓国国防部より
まずは、海上自衛隊の哨戒機が「低空威嚇飛行」を行ったとされる前の画像である。赤外線カメラの映像を制止画にしたものである。
「大祚栄艦(韓国駆逐艦)から方位距離297度、約7.5キロメートル(14:01)」と朝鮮語で字幕が付いている。
(14:01)は時間である。
韓国国防部が公開した画像②
2枚目は、海上自衛隊の哨戒機が「低空威嚇飛行」を行った時の画像だという。現場で撮影していた動画を制止画にしたものである。
「大祚栄艦(韓国駆逐艦)の右舷通過時、高度約60メートル」と朝鮮語で字幕が付いている。
海上自衛隊の哨戒機は「P-3C」という機種で、全長は35,6mである。写真では60m以上の高度はありそうだ。
この画像を尺度合わせした方がいる。それを見て欲しい。
「高度約60メートル」なら、海面が写ってないとおかしいのでは?
どちらにしろ、画像には海面が写っていないため、海上自衛隊の哨戒機の高度を測定することは不可能である。
韓国国防部が公開した画像②-①
3枚目も、海上自衛隊の哨戒機が「低空威嚇飛行」を行った時の画像だという。レーダーのデータである。
「高度200フィート(約60~70メートル)の近接威嚇飛行」と朝鮮語で字幕が付いている。
韓国国防部が公開した画像③
4枚目も、海上自衛隊の哨戒機が「低空威嚇飛行」を行った時の画像だという。赤外線カメラの映像を制止画にしたものである。
「大祚栄艦(韓国駆逐艦)から方位距離140度、約540メートル(14:03)」と朝鮮語で字幕が付いている。
(14:03)は時間である。
韓国国防部が公開した画像③-①
5枚目も、海上自衛隊の哨戒機が「低空威嚇飛行」を行った時の画像だという。レーダーのデータである。
(韓国駆逐艦の右舷から)「距離0.30マイル(約540メートル)の近接威嚇飛行」と朝鮮語で字幕が付いている。
韓国国防部は24日、海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の艦艇に対して「威嚇飛行」を行ったとする画像を公開しました。
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) January 25, 2019
この画像を見て、海上自衛隊の哨戒機が「威嚇飛行」をしていると思いますか?
(画像を見た方のみ回答をお願いします)
韓国が公開した画像を見て、「海上自衛隊の哨戒機が威嚇飛行をした」と思う日本人は、ほとんどいないだろう。
画像には海面や対象物が映っていない。
韓国が主張するように高度約60~70メートルという低空飛行をしていたなら、海水面を写さないで撮影するほう難しいくらいだ。
公開された画像は、全く証拠になっていない。
そもそも武器を搭載していない哨戒機が、武装している韓国海軍の駆逐艦を威嚇したというもの変な話だ。
ただ・・・
この画像を見た韓国国民の多くが、「威嚇飛行の証拠だ!」と言い、納得しているのには驚く。
韓国国民は、「反日という強力な洗脳にかかっているのではないのか?」と疑ってしまった。