連帯ユニオン関西地区生コン支部(以下「関西生コン」)という、関西地区の建設産業の労働者(主に生コンクリート業界)の労働組合がある。
平成29年に近畿地方本部などと合同で開催した新春旗びらきでは、打倒安倍政権として「選挙闘争」の重要性が確認され、民進党(現在は立憲民主党)の辻元清美議員と社民党の福島瑞穂議員が挨拶している。
沖縄米軍基地反対や原発反対、在日コリア差別反対などの政治活動も行っている。
辻元清美議員と武建一容疑者(右の青ネクタイ)、出典:保守速報
令和元年9月4日、現金1億5千万円を脅し取ったとして、関西生コンの執行委員長・武建一容疑者(77)と副執行委員長・湯川裕司容疑者(46)が再逮捕された。
警察によると、武容疑者らは平成25年3月ごろ、生コン運送会社(京都市南区)が解散する際、在籍していた関西生コンの組合員7人の退職金を支払う必要があるなどとして、生コン運送会社を設立した京都生コンクリート協同組合の理事に解決金として1億5000万円を要求。
理事が従わなかったため、平成26年3月と6月、京都生コンクリート協同組合に加盟する生コン会社に組合員らを押しかけさせて出荷を妨害し、1億5000万円を脅し取った疑いがもたれている。
情報元:解決金名目で1億5千万円恐喝容疑 関生トップら2人再逮捕 - 産経ニュース
昨年7月より、関西生コン関係者の逮捕が相次いでいる。確認されているだけでも50人以上である。
情報元:wiki倉庫 : 関西生コン支部&関連生コン業者 逮捕者一覧(随時更新)
1組織から短期間に50人以上の逮捕者を出すというのは相当の事件である。
しかし、マスコミはほとんど報道をしていない。筆者が確認したところ、全国5紙の中では産経新聞しか報道していない(見落としている可能性もある)。
マスコミは関西生コンがガザ入れを受けた際、取材をしている。情報を得ていないということは有り得ない。
朝日新聞の綱領は以下のとおりである。
朝日新聞綱領
一、不偏不党の地に立って言論の自由を貫き、民主国家の完成と世界平和の確立に寄与す。
一、正義人道に基いて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う。
一、真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。
一、常に寛容の心を忘れず、品位と責任を重んじ、清新にして重厚の風をたっとぶ。
1952年制定
綱領には「真実を公正敏速に報道」とあるが、朝日新聞は実行していると言えるのか?
「一切の不法と暴力を排して」ともあるが、なぜ関西生コンの反社会的な行為を指摘しないのだ?
生コン労組幹部2人、1億5000万円恐喝疑いで再逮捕 | MBS 関西のニュース https://t.co/peuXfrtZsg
— 足立康史 (@adachiyasushi) September 6, 2019
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東京のキー局や全国紙の記者さんに、なぜ報道しないのか?って聞いたことがあるのですが、顔をこわばらせながら、危ないから、怖いんだよ、と言っていました。
関西生コンに関する事件について、日本維新の会の足立康史議員がマスコミ関係者に、なぜ報道しないか聞いたところ、顔をこわばらせながら「危ないから、怖いんだよ」と言っていたという。
これでよく、「真実を公正敏速に報道」「一切の不法と暴力を排して」などと言えたものだ。
関西生コン事件を報道しないマスコミにジャーナリストの資格なし!