文化庁は9月26日、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題をうけ、同芸術祭への補助金約7800万円の全額不交付を決めた。
その理由を文化庁は以下のように述べている。
補助金申請者である愛知県は,展覧会の開催に当たり,来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにもかかわらず,それらの事実を申告することなく採択の決定通知を受領した上,補助金交付申請書を提出し,その後の審査段階においても,文化庁から問合せを受けるまでそれらの事実を申告しませんでした。
これにより,審査の視点において重要な点である,[1]実現可能な内容になっているか,[2]事業の継続が見込まれるか,の2点において,文化庁として適正な審査を行うことができませんでした。
愛知県側が、展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたのは明らかだ。
多くの苦情が来ることは容易に想像できた。
実際、企画展「表現の不自由展・その後」は開始3日で中止に追い込まれた。
同企画展には、公共の文化施設で展示不許可になった作品?が20ほど展示されていた。
「遠近を抱えてPart II」という名の映像は、昭和天皇の御真影をガスバーナーで燃やし、最後にその灰を踏みつけている。
「焼かれるべき絵:焼いたもの」という版画?は、ある人物の写真1/3くらいを火で焼いたものである。焼かれている人物の顔がないためわかりにくいが、昭和天皇と推定できる。
「平和の少女像」という造形は、韓国の戦時売春婦(従軍慰安婦)を象徴する像である。
「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督は津田大介氏である。
彼は4月8日の「ニコニコ生放送」で以下のような発言をしている。(下の You Tube 動画に実際の声あり)
公立美術館で撤去されたものを、『表現の不自由展』という展覧会を持ってくる体にして全部展示してやろうっていうそういう企画で。おそらく、みんな全然気づいてないけど、これが一番やばい企画なんですよ。おそらく、政治的に。
「展覧会を持ってくる体にして」と発言している。「体にして」とは、「実際には違うが、一時的にそういう事にして」という意味である。
純粋な芸術祭ではなく、政治的な意図があるのは明らかだ。
文化庁は、「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題をうけ、補助金約7800万円の全額不交付を決めました。企画展には昭和天皇の御真影を焼く映像などが展示されていました。
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) September 28, 2019
😑
朝日新聞などは補助金不交付を批判していますが、あなたはどう思いますか?
文化庁の今回の決定を左翼メディアは批判している。
これは明らかに普通の国民とは感覚がズレている。
最も強く批判しているのは朝日新聞である。9月27日の社説では、文化庁の補助金不交付を「萎縮を招く異様な圧力」と批判している。
表現行為や芸術活動への理解を欠く誤った決定である。社会全体に萎縮効果を及ぼし、国際的にも日本の文化行政に対する不信と軽蔑を招きかねない。ただちに撤回すべきだ。
小川榮太郎(おがわ・えいたろう)氏は平成29年10月、「徹底検証『森友・加計事件』――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」という朝日新聞の報道姿勢を批判する著書を出版した。
すると、朝日新聞は小川氏に対し、謝罪広告掲載と5000万円の損害賠償を求めてきた。
これこそ言論弾圧であり、「萎縮を招く異様な圧力」ではないのだろうか?