岡山県は9日、韓国・慶尚南道(キョンサンナムド)へ友好交流協定締結10周年を記念する訪問団を派遣した。
訪問団は菊池善信(きくち・よしのぶ)副知事を団長に、国際交流を担当する部署の次長など計5人のメンバー。
慶尚南道(キョンサンナムド)の位置(赤)、出典:Wikipedia
慶尚南道は韓国の南東部に位置する行政区。人口は約330万人。
平成21年(2009年)、岡山県と慶尚南道は友好交流協定を締結した。朝鮮通信使の寄港地が岡山にあったのが縁だという。
その後、中・高校生を現地に派遣するなどして友好を深めてきた。
現在、日韓両国政府の関係は悪化している。
岡山県は協定締結10周年を機に、友好関係を確認し、産業や文化、観光などの交流の促進につなげたいとしている。
岡山県の菊池善信(きくち・よしのぶ)副知事、出典:岡山県ホームページ
訪問団長の菊池副知事は出発に際し、「国と国との関係は非常に難しい状況ではありますけども、大事な隣国でございますし、将来につながる友好を確認していきたい」と述べた。
情報元:「将来につながる友好を」岡山県の副知事ら友好交流協定を結ぶ韓国・慶尚南道へ出発(KSB瀬戸内海放送) - Yahoo!ニュース
訪問団は9日午前、岡山空港を出発。
翌10日には、慶尚南道(キョンサンナムド)の副知事を表敬訪問。現地の行政担当者と共に、現地企業の視察なども行った。
本日11日には帰国する予定。
現在、日本の自治体の多くが国民感情に配慮し、韓国との交流を控えている。
邪推な筆者は「美味しい利権があるのでは?」と疑ってしまう。
それとも、空気が読めないだけなのか。