東日本大震災の発生から今日で9年を迎えました。
この震災により、かけがえのない多くの命が失われました。御家族や御親族、御友人を失われた方々のお気持ちを思うと、哀惜の念に堪えません。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈り致します。
津波の被害を受けた宮城県仙台市宮城野区沿岸(平成23年3月12日)、津波火災も発生、原典:Navy.mil - View Image
平成23年3月11日午後2時46分、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」が発生した。
発生場所は、宮城県牡鹿半島(おしかはんとう) の東南東沖130キロメートル (北緯38度06.2分、東経142度51.6分、深さ24 km)。
地震の規模はモーメントマグニチュード (Mw) 9.0。日本周辺における観測史上最大級の地震である。
この地震より引き起こされた一連の災害のことを「東日本大震災」と呼ぶ。
東日本大震災の被害(令和2年3月10日現在)
死者(全国)1万5899人
岩手県・・4,675人
宮城県・・9,543人
福島県・・1,614人
行方不明者(全国)2529人
岩手県・・1,112人
宮城県・・1,217人
福島県・・196人
建物全壊(全国)12万1991戸
岩手県・・19,508戸
宮城県・・83,005戸
福島県・・15,435戸
情報元:平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の警察措置と被害状況 | 警察庁
大東亜戦争以降、国内で起きた自然災害で死者・行方不明者の合計が1万人を超えたのは、この東日本大震災が初めてである。
同震災の犠牲者は、9割以上が津波に巻き込まれたことによる水死であった。
東日本大震災で犠牲になられた方々のために、生き残った私たちがすべきことは何か?
筆者は『震災に対する備え』をできる限りすることだと思う。
国土強靱化が必要である。
津波の被害を少なくするための施設の整備や、老朽化したインフラの修繕・交換が必要である。安全のためのコストをケチってはいけない。
「緊急事態条項」などの法律の整備も必要である。現行法では、災害時に対応できないことも多い。
ここからは、実際に東日本大震災で被災した人から聞いた話である。
非常時に最も頼りになるのは自衛隊だという。人命救助をしたり、インフラの復旧に尽力したり、被災地に物資を運んでくれたり...様々な支援を行った。
「平和」とか「人権」とか言っている連中は、いざという時には全く役に立たない。