素人が新聞記事書いてみた

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【皇紀】2680年3月25日

今日は「TBSビデオ問題」で、TBSがオウム真理教坂本弁護士のビデオテープを見せたことを認めた日だ。

 

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オウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫

 

オウム真理教とは、昭和62(1987)年から平成12(2000)年まで存在した、麻原彰晃(あさはら しょうこう)こと松本智津夫(まつもと ちづお)を教祖および最高指導者として崇めていた宗教団体である。

坂本堤弁護士一家殺害事件松本サリン事件地下鉄サリン事件を始めとする、多くの無差別テロ事件・殺人事件を起こした。

当初、オウム真理教がこれらの事件を起こしたという決定的な証拠はなかった。疑われてはいたが。

平成7(1995)年5月16日に教祖の麻原が逮捕されて以降、明らかとなっていった。

 

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平成元(1989)年10月26日、東京放送(現在のTBSテレビ)のワイドショー番組『3時にあいましょう』のスタッフは、坂本堤弁護士がオウム真理教を批判するインタビュー映像を放送前にオウム真理教早川紀代秀らに見せた。

このインタビュー映像は、オウム真理教からの申し出により、放送されることはなかった。

9日後の11月4日、坂本堤弁護士の一家3人はオウム真理教幹部らにより殺害された。殺害を指示したのは教祖の麻原彰晃。実行犯の1人には早川紀代秀がいた。

これが「TBSビデオ問題」である。TBSオウムビデオ問題、オウムビデオ問題などとも呼ばれる。

 

 

平成7年(1995)年10月19日、日本テレビはニュース番組『NNN昼のニュース』で、「(オウム真理教幹部)早川被告が『TBSで坂本弁護士のインタビュービデオを見て、その内容を麻原代表に報告した』と供述した」と報道した。

同日夕、TBSはニュース番組『ニュースの森』内で否定の声明を放送した。

 

平成8(1996)年3月11日、TBSは坂本弁護士のインタビュービデオを見せた事実はなかったという「社内調査概要」を発表した。

3月19日、TBSの大川常務は衆議院法務委員会に参考人招致され、以下の様に証言した。

社内の調査は、予断を排し、厳正、公正に行いました。その結果を隠すことなく発表いたしました。社内調査では、オウムの三人に対応しました二人の社員のほか、当日建物内におりました外部スタッフなどに状況を聞きました。(中略)そうした状況から、我々はテープは見せていないと確信しております。

 

3月23日、事件の核心となる「早川メモ」の全容が明らかとなる。

平成8(1996)年3月25日、TBSの磯崎洋三社長は記者会見を行い、坂本弁護士のインタビュービデオをオウム真理教の早川らに見せたことを認めた。

 

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TBSビデオ問題が、坂本堤弁護士一家殺害事件にどの程度の影響を与えたのか...

今となってはわからない。教祖の麻原がいつ殺害を決意したのかは不明のままだ。

しかし、TBSの行動は取材原則を逸脱しており、番組制作倫理に反していることも明らかである。

 

ここからは筆者の主観なので間違っているかもしれないが。

TBSが坂本弁護士のビデオを予定どおり放送していれば、坂本堤弁護士一家殺害事件は起きていなかった可能性はある。

坂本弁護士に何かあったらオウム真理教が真っ先に疑われるため、抑止力が働くようになるからだ。

 

若い人はTBSビデオ問題を知らないが、ぜひ知ってもらいたい。

同じ過ちが起きないために。

 

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