COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染が拡大している。
同感染症は、SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)がヒトに感染することによって発症するウイルス性呼吸器疾患である。
令和元年(2019年)11月、支那・武漢市で初めて検出され、瞬く間に世界中に拡大した。
厚生労働省によると、令和2年4月25日現在、国内で新型コロナウイルス感染症の感染者は 12,829例 が確認されている。死亡者は 334名。
政府は令和2年4月7日、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の「緊急事態宣言」を発令した。対象地域は東京都や大阪府など7都府県。
その後も感染拡大は続き、同月16日には対象区域を全国に拡大した。小中高校は大半が休校となった。
政府は国民に、外出の自粛を要請している。
新たな感染者数を減少させるためには、人と人との接触機会を最低7割、極力8割、削減する必要があるという。
大阪府の吉村洋文知事
大阪府の吉村洋文知事は4月24日、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく休業要請に応じない「パチンコ店」6店舗の名前を公表した。公表は全国初。
大阪府内にはパチンコ店が700店舗弱ある。このうち、117店舗について「営業を続けている!」と府民から通報があった。
大阪府はこれらのパチンコ店に休業要請をした。大半のパチンコ店は要請に応じ休業したが、一部は無視し営業を続けた。
大阪府は休業要請を無視した店舗のうち、6店舗の名前を公表した。現在、この6店舗以外にも休業要請をしており、応じない場合には名前を公表するとしている。
パチンコ店の開店を待っている人々、令和2年4月25日早朝、大阪府内
4月25日現在、大阪府が名前を公表したパチンコ店のうち、3店舗は休業し、3店舗は営業をしている。
朝日新聞によると、名前を公表されたパチンコ店は繁盛しているという。
店をよく利用するという近くに住む男性(34)は「3日前に比べて客の数は倍。公表されて営業しているのを知り、来店した客も多いと思う」。
市内に住む男性(36)は「家にずっといるのはしんどい。自粛は強制ではなく、客も自己責任で来店しており、問題ないのでは」と話した。
新型コロナウイルス感染症は、感染しても自覚症状が全くない場合もある。
このような人が動きまわれば、更に感染を拡大させてしまう。そして、高確率で家族に感染する。
パチンコにいく前に、家族が新型コロナウイルス感染症に感染したときの事を考えて!
我が家は母子家庭で、母は看護師です。
— とも!⏰ (@yoshinaga_tomo) 2020年4月24日
母が今朝出勤前に、話があるというので、正座して母の話を聴きました。
母『あなた宛に遺書を書いたの。わたしに万一のことがあったら隔離の上、最悪の場合はこの姿であなたとお別れ出来ないと思うの。
だから、念のためにあなたに直接言いたい。』
医療関係者は現在、危険と隣り合わせの状況で奮闘してくれている。
この事実を知ってもパチンコへ行くのなら、もはや犯罪行為に等しい。
そして、このような事をする不埒者を、これ以上、日本に増やしてはならない。