日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は29日、J1リーグを7月4日から再開することを決めた。
J2リーグは6月27日に再開。J3リーグも6月27日に開幕する。
当初は無観客試合となる。
JリーグはJ1・J2・J3の3部制で、所属クラブは56。
J1・J2は2月21~ 23日にかけ、開幕節を行った。しかしその後、新型コロナウイルス感染症の拡大により、公式戦が延期されていた。
J3は3月に開幕予定だった。
浦和レッドダイヤモンズの試合(埼玉スタジアム2002)、出典:Wikipedia
Jリーグは29日、各クラブの代表者などによる「第8回臨時実行委員会」をオンライン上で開き、公式戦再開の日程や方式などを議論した。
J1は7月4日から、J2とJ3は1週間早く6月27日から試合が行われることになった。
J1は、最後まで「緊急事態宣言」が出ていた首都圏の1都3県と北海道に本拠地を置くクラブの比重が高い。選手のコンディショニングを重視し、早期開催を心配する声があったという。
56全てのクラブの意見を聞いた結果、このような日程になった。
今後開催される試合の対戦カードは全て組みなおし、感染予防の観点から近隣クラブとの対戦を優先的に実施する。
再開・開幕後の試合日程、対戦カードなどについては、6月15日に発表する。
再開直後は無観客試合となる。
政府の方針を踏まえて、7月10日以降、状況を見極めながら段階的に観客を入れていく方針。
JリーグはPCR検査を導入をする。簡便で、2次感染リスクも少ない唾液を使った検査法を採用。
Jリーグ事務所内に「検査センター」を設置し、選手全員や審判など2300人余りに検査を行う。
最初の検査は、試合開始1週間前までに実施する。以降、2週間に1回のペースで行う予定。
一方、J2のギラヴァンツ北九州の拠点「北九州市」では、23~29日と7日間連続し、新型コロナウイルス感染症の検査陽性者がでている。
Jリーグの村井チェアマンは「いったん観客を入れたあと、地域に応じて無観客になることもあるし、個々の事情によって個別の試合の日程を動かすことはあり得る」と述べた。
各地域の状況などを踏まえ、柔軟に対応していく方針を示した。
情報元:2020明治安田生命J1リーグ・J2リーグの再開およびJ3リーグの開幕日について:Jリーグ.jp
Jリーグが再開されることは素直にうれしい。
もちろん、十分な注意は必要だ。試合を直前に中止しなけらばならない状況もあるかもしれない。
新型コロナウイルス感染症により、国民は多くのことを思い知らされた。
普通の生活ができるのは...幸せなことだ。