トランプ米大統領は2日、「メラニア夫人と私は新型コロナウイルス検査で陽性だった」と Twitterで明らかにした。
「直ちに隔離と回復プロセスに入る。一緒に乗り越えよう!」と続けた。
Tonight, @FLOTUS and I tested positive for COVID-19. We will begin our quarantine and recovery process immediately. We will get through this TOGETHER!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2020年10月2日
トランプ氏がコロナ検査で陽性だったことを受け、米国だけでなく、日本のマスコミもトップニュースで報道した。
日本のマスコミはほぼ全て、トランプ氏に対して悲観的な報道だった。
翌3日朝刊の一面で、朝日新聞は「トランプ氏、コロナ陽性 「軽い症状」 大統領選、影響必至」と見出しをつけ報道した。
同じく、スポニチは「トランプ大統領、コロナ陽性で重症化危機 74歳、巨体…拭えぬ不安 米大統領選あと1カ月」と報道。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)アメリカ合衆国大統領、原典:The White House
ます、トランプ氏の体調については心配する必要はない。
米国においては、マイアミのスアレス市長、アトランタのボトムズ市長などが感染したが、すでに回復している。
新型コロナウイルスは感染しても、重症化するケースは少ない。米大統領には、優秀な医療スタッフもついている。
少なくとも、現時点では緊急事態ではない。
米政府は2日夕、新型コロナ検査で陽性となったトランプ大統領が首都ワシントン近郊の米軍医療施設に数日間入院すると発表した。
執務は続ける。
トランプ氏は出発直後、Twitterに動画を投稿。体調は「とても良好な状態」だと思うとし、「皆さんの多大な協力に感謝している」と述べた。
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2020年10月2日
11月3日には、トランプ氏(共和党)とバイデン氏(民主党)による米国大統領選挙が実施される。
日本のマスコミはバイデン氏優勢としており、今回の件で更に差が開くというような報道をしている。
しかし、筆者はトランプ氏が再選する可能性も少しはあると思う。
米国の選挙では、共和党支持者が民主党候補に投票する場合も多い。その逆も然り。今回の件で、共和党支持者が結束するような気がする。
天王山は10月15日に予定されている(延期の可能性あり)トランプ氏とバイデン氏による「第二回テレビ討論」である。第一回では、完全にトランプ氏が勝っていたが、マスコミは公平に報道していない。
支那(支那共産党)は近年、急速に力をつけてきている。万一、米国に代わって覇権国となれば、人類にとって悪夢である。
これを阻止できるのは、トランプ氏である。バイデン氏では心もとない。
次回の米大統領選は、米国民だけの問題ではない。