支那の国家海洋情報センターは3日、沖縄県の尖閣諸島について、領有権を主張するサイト内に「钓鱼岛」という呼称を用いたデジタル博物館を開設した。
支那語のみ「日本は尖閣諸島を盗む」と書かれたページがある。日本語などのページにはない。
尖閣諸島は東シナ海の南西部にある島嶼群。魚釣島(うおつりしま)、北小島、南小島、久場島(くばしま)などで構成される。
沖縄本島から約410キロメートル、与那国島からは約150キロメートル。
総面積は約5・56平方キロメートル。
明治28年(1895年)1月14日、日本政府は閣議決定を行い、尖閣諸島を日本の領土(沖縄県)に編入した。周辺国には事前に確認をした。
昭和15年(1940年)まで日本人が居住。
昭和26年(1951年)にサンフランシスコ講和条約により米国の施政下に入り、昭和46年(1971年)に日本に返還された。
尖閣諸島(左から魚釣島、北小島、南小島)、出典:Wikipedia
デジタル博物館は多言語表示となっている。支那語のほか、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、アラビア語の8言語に対応している。
支那が領有権を主張する根拠としている文献や地図などが掲載されている。
また、中国海警局(沿岸警備隊)が尖閣諸島周辺を巡行した記録も掲載。
デジタル博物館は言語により、多少、掲載している情報が異なる。
令和2年10月5日午前10時現在、支那語のみ「日本窃取钓鱼岛」(=日本は尖閣諸島を盗む)と書かれたページがある。
情報元: 窃岛真相_钓鱼岛是中国的固有领土
支那は昭和47年(1972年)に日本との国交を開始する際、尖閣諸島に関しては棚上げにすると約束した。
日本に対する内政干渉もしないとする、共同声明にも署名した。
しかし、約束はすぐに破られた。
日本の政治家のなかには、支那の習近平国家主席の国賓来日について「重要な国だから大いに歓迎するべきだ」と述べ、歓迎している輩がいる。
言葉がない。