政府は8日、皇位継承に伴う式典委員会を官邸で開き、立皇嗣の礼(りっこうしのれい)を11月8日に執り行うことを決定した。
立皇嗣の礼とは、秋篠宮文仁親王殿下が皇位継承順位1位の「皇嗣」になられたことを国内外に示す一連の国事行為。皇室儀礼。
立皇嗣の礼では、中心儀式である「立皇嗣宣明の儀」と、その後に天皇陛下が初めて皇嗣に会われる「朝見の儀」が行われる。
一連の儀式は4月19日に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大により延期となっていた。
立皇嗣の礼は、憲政史上初めて行われる。
式典委員会の委員長である菅義偉総理は、新型コロナウイルスに細心の注意を払いながら、準備に万全を期したい旨を述べた。
「立皇嗣宣明の儀」の参列者は350人程度としていたが、50人程度まで減らす。
祝宴にあたる「宮中饗宴(きょうえん)の儀」は中止とする。立食形式で2回開き、計730程度を招く予定だった。
情報元:令和2年10月8日 天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会 | 令和2年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ
その後、政府は安定的な皇位継承策の議論を本格化させる。
皇位継承の条件は、父方に天皇がいることである。これを「男系継承」という。
女性天皇も含め、今まで例外はない。
女系天皇とは、母方のみに天皇がいる天皇を指す言葉である。女系天皇は今まで1人もいない。女系天皇は天皇とはいえない。
女性宮家とは、皇統に属する女性皇族が当主の宮家のことである。今まで1例もない。外国人男性でも皇族になれる制度。
保守でも、これらの事を知らない人は多い。
天皇・皇室について知らなければ、日本を守ることはできない。