国民民主党は23日、衆議院の院内会派「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」から離脱することを決めた。
院内会派とは、議会内で活動を共にする複数の議員で結成される団体を指す。
国民民主党は今まで、立憲民主党や社民党などと衆参両院で院内会派を組み、行動を共にしてきた。
しかし、先月14日、国民民主党は参議院の院内会派を離脱した。今回、衆議院の院内会派も離脱することを決めた。
国民民主党は国会内において、立憲民主党や社民党と別行動をすることが可能となる。
衆議院の院内会派について、「月曜日から始める臨時国会においては、別の会派で臨むことを決めました」と述べた。
参議院については、これまで通り独自の会派でやっていく。
玉木氏は離脱の理由について、「まずは、我が党としての足元をしっかりと固めていきたいという趣旨」と述べた。
同時に、法案の対応などについては、「可能な限り」立憲民主党などと連携をとっていきたいとした。
情報元:国民民主党 on Twitter
玉木氏は、院内会派離脱の理由を「党としての足元をしっかりと固めていくため」と説明している。
これだけでは、何を言っているのか意味不明である。
国民民主党の支援団体は、UAゼンセンや自動車総連、電力総連などである。これらは労働組合だが、改憲を容認している。原発再稼働に積極的な団体もある。
一方、立憲民主党の支援団体は、自治労や日教組などである。これらの組織は、改憲や原発再稼働に猛反対している。
国民民主党と立憲民主党は、本来、別行動をするのが自然なのだ。
国民民主党の決断を、筆者は評価したい。