素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

飛騨信濃直流幹線、31日より運用、東西日本の電力融通拡大へ

電気の周波数が違う東日本と西日本の間で、電力を融通するための「飛騨信濃直流幹線」が31日より運用を開始する。

融通できる電力は90万キロワット。

東西間の融通能力は計120万キロワットだったが、今回の増強で210万キロワットへと拡大する。

 

電気の周波数は東日本が50ヘルツ、西日本が60ヘルツ。相互に電力を融通ためには周波数の変換設備が必要である。

各電力会社は電力不足に陥った東日本大震災以降、変換設備の増設や新設を進めていた。

飛騨信濃直流幹線は平成28年4月より、東京電力パワーグリッドと中部電力パワーグリッドが建設工事を進めていた。総工費は約1300憶円。

 

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飛騨信濃直流幹線の鉄塔

 

飛騨信濃直流幹線は、飛騨変換所(岐阜県高山市)と新信濃変電所(長野県東筑摩郡朝日村)との間を結ぶ直流送電線。亘長は89キロメートル。

双方の変電所には、周波数を変換するための設備がある。

 

西日本から東日本へ電力を融通する場合、飛騨変換所で周波数60ヘルツの「交流」の電気を「直流」に変換する。

そして、新信濃変電所に送電。

信濃変電所で「直流」の電気を50ヘルツの「交流」の変換することで、東日本でも電気が使用可能となる。

 

逆の流れで、東日本の50ヘルツの電気を西日本の60ヘルツに変換することも可能。

 

飛騨信濃直流幹線で、送電・変換できる電力は90万キロワット。約30万世帯分にあたる。

マイナス30度の厳しい寒さや、2メートルの積雪やにも耐えられるように設計されているという。

 

災害が起きて最も困るのは、電気が使えないことである。

今回の件も安全保障のひとつである。