素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

テレビ改革党の都議選、分析してみた

「テレビ改革党」という政治団体がある。

NHK無料化(実質はNHK解体)を政策としているため、筆者は以前から注目していた。事前に言っておくが、筆者はテレビ改革党を支持している訳ではない。

 

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くつざわ亮治テレビ改革党代表 - YouTube

 

テレビ改革党の代表は、沓沢亮治(くつざわりょうじ)豊島区議会議員。

くつざわ氏は、保守界隈では有名人である。YouTubeのチャンネル登録者数は10万人を超えている。

 

テレビ改革党は、令和3年7月4日に投開票が行われる東京都議会議員選挙(都議選)に、4人の立候補者を擁立した。

  • 藤川ひろあき候補(江東区
  • 高橋じゅんや候補(葛飾区)
  • 遠藤ふみあき候補(武蔵野市
  • 松浦かつゆき候補(足立区) 

 

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都議選に挑む「テレビ改革党」の4候補

 

都議選は都議会議員を選ぶ選挙。都内は42の選挙区に分かれており、それそれの選挙区で当落が決定する。

当選するのはかなり難しい。

 

前回、平成29年の都議選は定数127だった。

当選者は「都民ファーストの会」が49人、自民党が23人、公明党が23人、共産党が19人と続き、無所属は6人。自民党が少なかったのは逆風が吹いたため。

当選者はいなかったが、幸福実現党が5,322票、NHKから国民を守る党が4,463票、日本第一党が2,597票獲得した。

 

今回、令和3年の都議選の定数も127。

読売新聞が令和3年5月28~30日に行った世論調査によると、投票したい政党・団体の割合は以下のとおりとなっている。

都民ファーストは、前回選挙で大勝したが、現在の支持率は大幅に低下している。今回の選挙で自民党に抜かれるのは確実な情勢。

情報元:都議選の投票先「自民」最多30%、五輪「開催」「中止」は拮抗…読売世論調査 : 世論調査 : 選挙・世論調査 : 読売新聞オンライン

 

今回、テレビ改革党の4候補の選挙区はどのような状態なのか、それぞれ簡単に分析してみたいと思う。

定数は江東区4、葛飾区4、武蔵野市1、足立区6。なお、立候補者については今後変更になる可能性もある。

 

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藤川ひろあき候補が挑む江東区選挙区は、定数4に7人が立候補者している。届け出順に以下のとおり(敬称略)。

  1. 高橋めぐみ(自民)新人
  2. 細田いさむ(公明)現職
  3. 高野はやと(立憲)新人
  4. 藤川ひろあき(テレビ)新人
  5. 白戸太朗都民ファースト)現職
  6. 畔上三和子(共産)現職
  7. 山﨑一輝(自民)現職

現職の細田氏(公明)と山崎氏(自民)は確実。残りの2議席を現職の白戸氏(都民ファースト)と畔上氏(共産)、新人の高橋氏(自民)の3人で争うと筆者は予想する。

前回の得票数は、白戸氏が45,614票、畔上氏が29,804票、高橋氏が21,059票。白戸氏は大きく票を減らし、畔上氏も微減、高橋氏は増やす可能性が高い。

当選ラインは28,000票前後とみられる。

 

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高橋じゅんや候補が挑む葛飾区選挙区は、定数4に5人が立候補者している。届け出順に以下のとおり(敬称略)。

  1. 舟坂ちかお(自民)現職
  2. 米川大二郎(都民ファースト)現職
  3. 北口つよし(公明)新人
  4. 高橋じゅんや(テレビ)新人
  5. 平田みつよし(自民)新人

葛飾区選挙区は強力な候補者が揃っている。北口氏(公明)と平田氏(自民)は新人だが、2万票を超える可能性が高い。

この選挙区では前回、「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏が立候補したが、4,463票しか取れずに惨敗している。

 

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遠藤ふみあきや候補が挑む武蔵野市選挙区は、定数1に4人が立候補者している。届け出順に以下のとおり(敬称略)。

  1. 五十嵐えり(立憲)新人
  2. 鈴木邦和(都民ファースト)現職
  3. 遠藤ふみあき(テレビ)新人
  4. 土屋ゆう子(自民)新人

前回、武蔵野市選挙区の有効投票数は64,451票で、鈴木氏(都民ファースト)が27,515票(約43%)を獲得し当選している。

都民ファーストの支持率低下を考慮すると、当選ラインは前回より低くなるだろう。唯一の現職議員である鈴木氏が、敗れる可能性も十分にある。

 

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松浦かつゆき候補が挑む足立区選挙区は、定数6に11人が立候補者している。届け出順に以下のとおり(敬称略)。

  1. ほっち易隆(自民)元職
  2. 松丸きょう子(みんな)新人
  3. 髙島なおき(自民)現職
  4. ばば信男(都民ファースト)現職
  5. 後藤なみ(都民ファースト)現職
  6. 中山信行(公明)現職
  7. 松浦かつゆき(テレビ)新人
  8. 薄井浩一(公明)現職
  9. 末武あすなろ(れいわ)新人
  10. 斉藤まりこ(共産)現職
  11. 和田愛子(立憲)新人

足立区選挙区は現職議員6人全員が立候補している。

元職のほっち氏(自民)は前回、26,310票を獲得したが落選した。今回は前回を上回る得票数になることが確実。当選は濃厚。

一方、ばば氏(都民ファースト)は前回、35,961票を獲得し当選した。今回は大きく票を減らすと思われる。

足立区選挙区は、ばば氏(都民ファースト)とほっち氏(自民)が入れ替わると予想する。他の現職議員も、1人くらいは落選するかもしれない。

 

 

テレビ改革党から都議選に立候補した4人に関して、彼等には申し訳ないが、いろいろ調べさせてもらった。

その結果、4人には共通点があることがわかった。

4人の最大の共通点は「日本が大好き」ということである。そして、普通の国民。議員になったら、間違いなく「外国人より日本人のため」に働く人達だ。

筆者は4人を応援したいと思った。だから、これから言うことは苦痛である。

 

テレビ改革党から都議選に立候補した4人が当選する可能性は『ほぼ0%』である。

選挙区によって違いはあるが、都議選の当選ラインは概ね25,000~30,000票。

前回の選挙で、NHKから国民を守る党(現:古い政党から国民を守る党)の立花孝志氏は4,463票、幸福実現党候補者の平均獲得票は1,000票弱。

平成31年の豊島区議選で、テレビ改革党・くつざわ代表が獲得したのが1,855票。この選挙では、くつざわ氏は「NHKから国民を守る党」の候補者だった。

 

予想は難しいが、テレビ改革党4候補それぞれの獲得票は1,000~4,000票前後と筆者は予想する。4人合計で10.000票を超えるのは難しいだろう。

いい意味で、この予想が外れてくれることを祈るばかりだ。