素人が新聞記事書いてみた

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タリバン、暫定政権発表、トップは連合国の制裁対象

アフガニスタンで実権を握ったイスラム主義組織タリバンは7日、暫定政権の閣僚らを発表した。

トップの首相は、連合国(国連)の制裁対象で米国の連邦捜査局(FBI)からも指名手配されている、モハマド・ハサン・アフンド師が務める。

最高指導者のハイバトゥラ・アクンザダ師は入閣しなかった。

 

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モハマド・ハサン・アフンド師

 

タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道担当は7日、首都カブールで開いた記者会見で、暫定政権の閣僚ら約30人を発表した。

主要ポストはタリバン幹部が占めた。女性は起用されなかった。

政権は「暫定」で、いずれ国内の他地域の出身者からも選ぶ方針だという。

 

首相はモハマド・ハサン・アフンド師。タリバン創設期のメンバーで、最高指導者のハイバトゥラ・アクンザダ師に近い存在。

1996~2001年まで続いた旧タリバン政権では、外相や副首相を歴任した。

ただ、連合国(国連)の制裁対象で、米国の連邦捜査局(FBI)からも指名手配されており、国際的評価は良くない。

 

副首相にはアブドル・ガニ・バラダル師。タリバン創設期のメンバーで、実質ナンバー2と言われている。

タリバン政治部門のトップで、外交を取りまとめているとみられる。タリバン幹部では最も穏健派。

バラダル師は米国との交渉を続け、2020年2月に米国との和平合意を実現させた。

 

防相にはムハンマド・ヤクブ師。初代最高指導者オマル師の息子で、タリバンの副指導者。

ヤクブ師が表舞台に出てきたことはない。

 

国内の治安を担当する内相にはシラジュディン・ハッカーニ師。強硬派。

国際的テロにも関わっている「ハッカニ・ネットワーク」の現リーダー。2008年に6人の死亡者を出した首都カブールのセレナホテル襲撃を計画。アフガニスタンカルザイ大統領(当時)の暗殺計画も企てた。

ハッカーニ師も、連合国(国連)の制裁対象で、米国の連邦捜査局(FBI)からも指名手配されている。

米国国務省は国際テロリストに指定しており、懸賞金は最高で1,000万ドル。

情報元:正義への報酬 - テロ行為で指名手配中 - シラジュダン・ハッカニ

 

タリバンは国際社会と協力していきたいとしているが、現在の状況では民主主義国家と良い関係が築けるとは思えない。

そうなると、支那やロシアに接近していくと考えるのが妥当だろう。

アフガニスタンでは今後も、紛争などの揉め事が続きそうである。筆者の予想が外れてくれることを願う。