自民党総裁選挙が29日投開票され、岸田文雄氏が第27代新総裁に選出された。
10月4日に召集される臨時国会で、菅義偉総理の後継となる第100代総理に指名される見込み。
選挙結果の発表直後、起立し周囲に一礼する岸田文雄氏
総裁選には4人が立候補しており、1回目での投票結果は以下のとおり。
- 岸田文雄氏 256票(国会議員票146票、党員票110票)
- 河野太郎氏 255票(国会議員票86票、党員票169票)
- 高市早苗氏 188票(国会議員票114票、党員票74票)
- 野田聖子氏 63票(国会議員票34票、党員票29票)
1回目の投票で過半数に届く候補がいなかったため、同選挙の規定により、首位の岸田氏と2位の河野氏による決戦投票となった。
決戦投票の結果は以下のとおり。
1回目の投票で3位だった高市氏を支持した国会議員票の多くが、岸田氏支持にまわったとみられる。