素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

石炭火力の早期廃止を主張するなら、具体案を示せ!

令和3年(2021年)11月4日、英国・グラスゴーで開催された第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)で、石炭火力発電の段階的廃止に46カ国・地域が署名した。

署名をしたのは議長国の英国を始め、ドイツやフランス、韓国、インドネシア欧州連合EU)など。

日本は署名しなかった。二酸化炭素を最も排出している支那、2位の米国、3位のインドなども署名しなかった。

情報元:End of coal in sight at COP26 - UN Climate Change Conference (COP26) at the SEC – Glasgow 2021

 

翌5日、COP26開催中の英国・グラスゴーで、大規模な「未来のための金曜日 」デモが行われた。参加者は各国首脳に対し、気候問題への迅速な対処を求めた。

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)は、COP26を「これはもはや気候会議ではない。北半球の先進国による偽善的な祭典だ」と糾弾した。

 

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スウェーデン議会前で「気候のための学校のストライキ」という看板をあげ、抗議するグレタ・トゥーンベリ、出典:Wikipedia

 

グレータ・トゥーンベリは平成15年(2003年)1月3日、スウェーデンストックホルム生まれ。環境活動家で、主に地球温暖化の弊害を訴えている。

平成29年(2017年)8月、彼女は15歳の時、スウェーデン議会前で「気候のための学校のストライキ」という看板を掲げ、より強い気候変動対策を呼びかけた。この行動により、彼女は有名となった。

彼女の行動は共感を呼び、「未来のための金曜日」と呼ばれるデモが世界中で行われるようになった。

 

令和元年8月、彼女は米国・ニューヨークで開催された、連合国(国連)気候変動サミットに出席した。この時、彼女は太陽光パネルや水中タービン発電機を搭載したヨットでニューヨークを目指した。

なお、スタッフは空路で渡米し、船長も飛行機で帰国すると報じられた。

これが彼女を世界的に有名にした。日本で彼女に関する報道されるようになったのはこの頃からである。

 

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世界の年平均気温偏差の経年変化(1891〜2020年)、出典:気象庁

 

地球が温暖化しているのは事実である。

工業化前(産業革命前)と比べた世界の平均気温は、2001~2020年で約0.99℃、2011~2020年で約1.09℃上昇している。

主因は、二酸化炭素を始めとする温室効果ガスの増加である。2019年時点で大気中の二酸化炭素濃度は約410ppmで、工業化前より約47%増加している。

情報元:IPCC — Intergovernmental Panel on Climate Change

 

石炭は化石燃料の中でも、温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量が多い。

このため、環境活動家らは石炭火力発電の早期廃止を主張している。

 

しかし、これは簡単なことではない。

日本の場合、2019年度では電気の約32%が火力発電によりつくられている。これを再生可能エネルギーで賄うのは不可能だ。原発を再稼働することが出来れば話は別だが、国民世論はそれを許さない。

世界には、電力構成に占める石炭火力の割合が5割を超えている国もある。

 

石炭火力の早期廃止を主張するなら、その具体案を示すべきだ。

このような主張をしている環境活動家は、なぜか、支那に対しては強い態度にでない。

世界で排出される二酸化炭素のうち、約3割は支那が排出している。

 

環境活動家の行動には多くの矛盾がみられる。

彼らは石炭火力の早期廃止を主張しているが、自分たちは電気を使用している。スマホを使い、テレビを見て、夜になると照明を付けている。コンビニやスーパーにある食料品も、電気がないと作ることはできない。

 

そもそも、学校を休んで自分の主張をするような人間が英雄扱いされている時点で....

筆者は何とも言えない怪しさを感じる。